交通事故に遭われた方や、脳梗塞・クモ膜下出血などを起こされた方の中には、「高次脳機能障害」になられることがあります。
高次脳機能障害は認知度の低い傷病ですので、ご自分では気づかれていないことや医師も気づかないことが珍しくありません。
忘れっぽい、怒りっぽくなったなど人格が変わった、計画的な行動ができない、新しいことが覚えられない、などの自覚症状がある方は、一度、病院で診てもらうことをおススメします。
高次脳機能障害だと気がつかずに、何年も苦しまれていた方もおられます。
高次脳機能障害も障害年金の対象となり、精神の診断書に医師に記入してもらい、提出することになります。
また、高次脳機能障害は、肢体の診断書と合わせて障害年金の等級が上がる可能性があります。
交通事故を専門としてる弁護士さんや行政書士さんに、ぜひ知ってほしいと思います。
損害賠償請求、示談が確定するには期間を要しますので、生活費のためにも障害年金のことをご案内いただき、交通事故に遭われた方に繋いであげて欲しいと思います。